下地処理・下塗りの重要性について

2025.04.30

今回は塗り替え完了の時には全く見えなくなってしまう
下地処理、下塗りについて話していきます。

まず外壁について

塗装工事が始まるとまず「高圧洗浄」作業をします。
色あせているチョーキングを高圧で落とし、苔やカビなども洗い流します。この時点で10年以上の汚れをしっかり洗わないと塗料の「密着」が悪くなり劣化が早まります。チョーキングを洗うと明らかに洗った跡が残るのでそこを見るとちゃんと洗ってくれているかわかります。*まだ状態がいい壁や光触媒施工されてる壁は洗った跡があまり出ない事もあります。

外壁の下塗りについて

よくあるサイディング壁では「シーラー」「サーフ」というどちらかの下塗り材料が使用されます。「シーラー」は上塗り塗料との密着をよくする役割があります。「サーフ」は「シーラー」にこそ密着は劣りますが微弾性機能と細かいひび割れを埋めたり「サーフ」ならではの特徴があります。割合では圧倒的に「シーラー」を使用する業者が多く色も透明が多いため素人の方が見ても塗ったのかどうかわかりづらいです。そのため塗り残しがあってもそのまま上塗りを塗ってしまう業者もいます。

塗潤家ではシーラーを塗装した後にサーフを塗装する完璧な下塗り処理を標準としておりますので3回塗りの一般的な塗装工法よりも確実に経年劣化を遅らせる事が可能です。

次に外壁以外の付帯部塗装について

これが1番手抜きされるパターンが多い工事です。
軒、雨樋、水切り、破風、などがありますが1番大事なのは足つけ作業、すなわちケレンをして少し傷をつけて表面を凸凹の状態にして塗装をすることがとても重要になります。付帯部は表面がツルツルの素材が多いためそのまま塗装してしまうと塗料の密着がよくなく早く劣化します。ただ、ツルツルの状態でも一応塗装出来てしまうため、仕上がりは綺麗に見えてしまうのです。そして付帯部は保証対象外の会社がほとんどなので、下地処理をせずに塗装してしまう業者があとをたちません。

塗装工事の怖いところは仕上がり(塗装してすぐ)は誰が塗ってもある程度綺麗に見えてしまうこと、年数が経過しないと手抜き工事されていたかわからないことにあります。

しっかり塗装で家を長持ちさせるには目に見えなくなる下塗りや下地処理が命と言っても過言ではありません。ですが目に見えなくなる分、手を抜く業者が多いのは事実です。

ここで大事なのはどの塗料を塗るかではなく
「誰が」塗装するのか、です。本当に塗る人によって長持ちするかはかなり変わってきます。契約の時には営業の人間しか会わずいざ職人がきたら不安になる人も多いと思います。

塗潤家では塗装作業する私が見積もりから工事まで全て対応しております。1日でも家が長持ちするようにと想いを込めて仕事しております。
見積もりは無料になっておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい(•̀ᴗ•́)و

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